The hare of inaba
長谷川武次郎(または弘文社)刊
この「日本昔噺(Japanese fairy tales series)」は全20冊とも23冊ともいわれるが、正確なところは不明。
別巻も多数ある。1885年(明治18)8月〜。
用紙はちりめん紙(縮緬のように表面に縮み皺をつくった紙)を使用したいわゆる「ちりめん本」
絵のほとんどは、小林永濯によると思われる。
長谷川は1853(嘉永6)年江戸生まれ、一橋の高商の前身に学ぶ。長谷川が語った昔話を知人の外国人が訳したらしいという。
第一篇が「Momotaro or Little Peachling」(桃太郎)から始まることや収録された昔話の類似などから、
小波が「日本昔話」シリーズを書く際に参考にしたのではないかともいわれる。
「御身洗池(みたらしいけ)」
この池で皮をむかれた赤裸の白兎が身体を洗ったといわれている。
いかなる天候でも水の増減がないといわれ「不増不減の池」とも呼ばれている
白兎神社
菊座石
白兎神社参道をのぼると
御身洗池がありますよ(~0~)