第一回 温水便座について
みなさんが、一番ご存知なのはウォシュレットですね。そうTOTOの商品ですが、1964年にスイス製の商品を3年間当時のイナ(現INAX)が販売しています。
その後1967年にイナが日本初の便器一体型として発売しています。シートタイプは1975年頃発売で、価格も139,000円、159,000円、179,000円とかなり高額商品でした。
TOTO、INAX、ナショナルの3社が先駆けと記憶しています。
今や、当時の139,000円と同じ機能で温水洗浄、暖房便座、ビデ洗浄付で69,000円になっています。
2001年11月の日本消費者協会発行の月間消費者に温水洗浄便座の商品テストでは
●おしり洗浄のしやすさ(的中感、水勢、温度等)
●ビデ洗浄のしやすさ
●暖房便座の具合(座り心地).
●操作のしやすさ(パネル部分のスイッチやダイアル)
●ふた、便座の開閉のしやすさ
●掃除のしやすさ(便座本体の取り外しが簡単か)
●取扱説明書のわかりやすさ
以上8項目で○(良)が5個以上はINAXです。
特におしり洗浄、ビデ洗浄で○はINAXだけでした。
(テスト銘柄 :INAX CW-K111:TOTO TCF6220 :松下電工 CH6302
:日立 HC2060D :ナショナル DL-ST20 の5銘柄)
1 お尻の洗浄角度
お尻洗浄角度が、各メーカーで違うんですよ。
ほぼ真下か洗浄するらイナックスの方が良く洗浄できるのは見てのとおりですね。
また、洗浄(吐水)能力もTOTOがMAX0.55Lですが、
INAXは0.75Lから0.9L、なんとSATISは1.4Lの強力水流
真下からの洗浄は、お尻を刺激するので、排便を促すこうかもあります。
2 洗浄ノズル
多くのメーカーは女性用ノズルとお尻用ノズルが同じ、1本です。
INAXは、女性専用、お尻専用と2本のノズルがあります。
TOTOのノズルは、同一ノズルで使用。
3.節電
現在のシャワートイレは各社とも非常に省エネになっています。
お湯をためる貯湯タイプでも、1ヶ月400円前後が主流です。
その中でも、省エネなのが、サティスに代表される瞬間式の便座タイプ
お湯を保温する必要が無いので、約170円くらいでさらにお得です。
ただし、瞬間的に高容量で暖めますので、必ず専用回路でご使用ください。
機種選択の目安は、年間消費電力
貯湯式で250kWh/年
瞬間式で100kWh/年 を目安にお選びください。
スーパー節電:省エネにする為には、便座のフタは必ず閉める。
これは、便座のフタがしまってると自動的に設定温度を下げ、節電します。
また、夜や、外出時には8時間節電ボタンを押すとさらに節電になります。
洗浄水の30%を上部洗浄に流すタイプ
洗浄水の100%を便器上部から洗浄するタイプ
INAX
100%便器に流した方が、きれいに便器を洗浄できるのは見てとおりです。
さらに、INAXには秘密兵器『プロガード』があります。
汚れの始まり水アカを防ぐことによって、表面はずっとツルツルのまま、優れた清掃性が維持されます。
家庭の水の使用量で一番はと聞かれれば、誰もがお風呂と答えるでしょう。
実は以外にもお風呂は2番です。なんとトイレが一番水を使うのです。
地球温暖化が問われる今、家庭でもできるEcoを心がけないといけません。
各社で節水型のトイレが相次いで発売されています。
節水型トイレの先駆者イナックスでは6リットル型節水トイレEco6を2006年発売し、2008年5リットル洗浄のEco5を発売しました。
近年4.8リットルのトイレも発売されました。
本当に4.8リットルで大丈夫?
もちろん、国の基準をクリアした商品です。
便器から流れたうんち君はどこまでいくのでしょうか?
うんち君の長い旅
とほほ管理員の「マンション つらいよ日記」 : トイレの苦情まで受ける管理人 totoさんしっかりして
トイレを交換したそうです。
今、テレビCMも流している、小林聡美さんが宣伝している「TOTO GreenMax
4.8リットル洗浄」という、世界最高の「節水タイプ」だそうです。
最初、これを注文する際に、Aさんは、「こんなに少なくて(今までついていたトイレは12リットルタイプ)、ちゃんと流れるの? 詰まったりしないの?」とtotoに確認したそうですが、大丈夫です。ちゃんと流れるように設計しています」と自身たっぷりに返答したそうです。
が、しかし。
実際に、「4.8リットル」で流してみると、小は無論OKですが、大の場合、「う*このかすがちょっと戻ってくる」「硬いう*こだと流れない」「トイレットペーパーのかすが残る」など、要するに「ちゃんと流れない」そうです。やはり、家族とはいえ、ウ*コのかすが残ったままにするわけにもいかず、結局、「大」の場合は、「2回流す」ということになるそうで。つまり、「9.6リットル」使うわけです。
「これじゃ、たいしたエコにはならず、水道代も節約できない!」と、なぜか、私が、苦情を受けました。
別に私がこの商品を薦めたわけではないんですが。
totoさん、しっかりしてよ。流れないと意味ないんだから。
ただ、2回目の水がたまるのがすごく早い、という利点はあるそうです。
ついでに、このタイプ、全部電動で動作するため、「停電になると、水も流れない」「電気系統の故障でも、水が流れない」そうです。ウォシュレットが作動しないくらいならいいけど、水が流れないって、そりゃ、不便でしょ。
http://blog.livedoor.jp/kazutoyo11/archives/51710698.html
一番おつり(跳ね返り)の少ないトイレは?
※ 停電時には、右横のすっきりパネルを外し、手動でながせますyo。
きちんと流れていくか心配
最新のタンクレス便器は、10年前の便器と比べると、約半分に当たる6L未満の水で洗浄する。それだけに、汚物がきちんと排水管を流れていくのかを心配する建て主もいるだろう。
3機種とも、排水管の中の汚物を押し流す力、いわゆる搬送性能はベターリビングが提示する「便器の搬送性能試験」を自主的にクリアしている。TOTOの林さんによると、「一般的な住宅であれば問題はない」という性能だ。
性能試験の合格基準となる搬送距離は10mだが、各社ともこの距離を上回る試験を実施している。例えば、パナソニック電工水廻りシステム事業部技術開発グループ主任の嵐謙次郎さんは「社内の試験場では最長40mの試験用排水管を用意し、性能を確認している」という。
INAXの場合、サティス を開発するに当たり、多種多様な場所での設置を想定して「搬送性能にとことんこだわった」(INAX設備事業部商品開発部衛陶開発課グループ長の青木正樹 さん)。研究施設の屋上に最長70mの試験用排水管を用意。末端の10mには直角に曲がる配管を接続して搬送能力を確かめた。「排水管の水平距離が長いよ うな大きなお屋敷にサティスを設置しても大丈夫」と青木さんは胸を張る。
http://aio-shop.co.jp/pg56.html
便器の掃除に一番良い方法は、研磨剤の入っていない洗剤で、
柔らかいスポンジブラシで洗うのが一番良いでしょう。
その点では、パナソニックのアラウーノは理にかなっています。
アラウーノの洗浄力はかなり良いようです。
便器がガラス系樹脂じゃ無かったらもっと良かったのと思います。
ガラス系樹脂は傷つきやすく、油性の汚れが付きやすいといわれています。
使う洗剤もアルカリ性や酸性の洗剤は便器を傷める可能性があります。
また、洗剤が少なくなると汚れが付きやすいと言われています。
取付後、洗剤を便器に送るパイプが詰まるということも有ったようです。
家庭で一番多く水を使うのは?
便器の性能基準の7倍の70mの搬送試験(INAX)